梅雨に

栗の焚き木を集め栗の実を煮る。燃やされる焚き木も煮られる実も元は同じ栗。焼かれながら自分を煮る栗と、自分自身に煮られる栗と。人の世もそれに似たものがある。行きつく処まで行くと人は鬼になる。憎しみ、悲しみ、恨み、憤り。人を鬼にするものでこの世は満ちている。人が人でいられるために今できる事はただ一つ。愛の意味を深く考えたいと思う。「華性」額…
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埼玉県美術展

家内が再度、埼玉美術県展に参加しました。私の欲目では家内は実に審査する側と思うのですが(笑)、どうしてもというので。視覚障碍のため、今は自由に制作できなくなってしまった事への強い熱意を大切にしたく思い、協力は惜しみなく。訪問着「游」後藤惠子作品
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落陽への道

与えられて、それをこなすのが仕事ならば、与えらえもしないのに、自らの意思ですすんで棘の道を行くのは、仕事以外の何だろう。生きるために働くのか、働くために生きるのか。生きているのか、生かされているのか。この今の日々、よくそれを思う。落陽を超えて/平面額絵 F100 後藤工房 http://edo-yuzen.tokyo/
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悲鳴

戦火が端緒を開き、ロシアの孤立化がCSTOを引き込む。それを機に西側はNATOに集結する。二極化が世界を分断する。似てますね、先の大戦の構図と。枢軸国と連合国との対立。結果、被害を被るのは無辜の民衆。二度ある事は三度ある。馬鹿な大戦をやめさせる知恵がなければ、人類は既に種の限界なのかも。破滅型未来SF映画の轍を踏まぬよう、只祈るばかりで…
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ジャズ・ナイト

家内の知人の視覚障碍者でジャズメンのbarライヴに先日、家内と。障碍のあるなしは、もう関係ありませんね!サックスとクラリネット、ペットのモダンとR&B、プロの即興演奏に堪能の一夜を。
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心の目

弱視者の方と全盲の方との立場での口論を家内から聞いた。同じ障害者であっても人それぞれで違う。その難しさ。しかし皆お互いの人間性は尊重している事に、救われたという。目が見えない、見えるという事ではない。大切なのは心が見えるか、見えていないか。家内はそう言う。相手の心が見えるか、どうか。それは障害者の問題ではなく、人としての問題であると。差…
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彫刻体験

本日、目出度く六十?歳の誕生日を迎える家内が今、筑波大と神奈川県立美術館主催の視覚障害者体験で、彫刻講座に参加している。6世紀の遺跡に大理石の人物様彫刻があり、家内曰く、触れた感想で左右の乳房が微妙に異なり、右のおっぱいより左のおっぱいが少し大きいとの事。正直肉眼では分からない。見ても分からず、実際そこまで気にして見ていないが、触覚で理…
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進歩の意味

ドライヴ・マイカーの世代人種を超えてのアカデミー賞受賞、映画好きには朗報これに尽きます。過日、夏冬オリパラでの十代の躍進、これもすこぶる吉報。春場所、双葉山以来となる関脇若隆景の優勝も新旧様変わりの希望に溢れ、一大快挙。世は移り、世は変わる。そこに進歩がある。変わらない善き伝統もある。然し変えねばならないものもある。際限なく繰り返される…
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今の幸せ

保育園に備え、母乳からミルクへの切り替えを始めた娘から、孫娘がミルクが冷めると急に飲まなくなるとの話を聞いた。そりゃ随分我儘だね、と言うと、家内に馬鹿ねと笑われた。ミルク瓶は冷めるが母乳は冷めない。母乳で慣れた子はそれを知っているのだと。正に目から鱗。そこに気づかぬ私の愚かさと、母乳の力の凄さ。いやはや男とは、と自嘲反省しきりながら、世…
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メタファ

人生は旅。生涯は一編の詩。浮世は夢の又夢。メタファ、或いは暗喩などと。暁闇にふと見上げると日輪が、とは世阿弥著九位の筆頭。花より花へ伝ふる花は観世久雄の名著ですが、花伝書の奥義と覚えます。混沌とした現世を、一介の絵師がどう捉え表現するか。この今、私自身への私の問ひかけです。曰く色即是空一切皆空久遠実成無常観。墨絵桜kimono後藤工房 …
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反戦の旗

今から50年ほど前、私が学生の頃にベトナム戦争がありました。私の育った東京北区王子には米軍の野戦病院があり、警護のため駅前に保安隊の戦車両が常駐しておりました。当時若者を含む日本中が反戦に燃え、ベ平連が組織され、アメリカは60年安保以来の苦境にありました。それから半世紀、今度は当時の二大大国のロシア(当時ソ連)が、同じ愚を行う。不条理な…
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春霞

石はしる垂水の上の早蕨も萌えいずる春となりにけるかも(志貴皇子)。初節句の折の雛をまだ仕舞わずに飾っております。祝われるべきものの頭上から爆音が消え、一日も早く早春の青空が広がりますように。御所解kimono春霞 後藤工房 http://edo-yuzen.tokyo/
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戦争反対

人間とは何か。人は群れる。嘗ては群れて生きなばならぬ小動物。その群れが大きくなるにつれ他種を圧倒し地球の主となる。群れは群れ同士争い、勝者がすべてを支配する。流された血と経験が平和と民主主義の大切さを生む。されど人は未だ覇権抗争に飽かぬと見ゆ。核という人の生んだノアの豪雨に沈没せぬ前に進めましょう、一歩を。平和の鐘/振袖・後藤工房/署名…
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新春きもの展示会

水は百年かけて大地を育む。火は一瞬でそれを灰にする。風の谷のナウシカでのオジの言葉。天の下す水も火も恩恵と破壊両方の力を持つが、戦争で人が使う火力はただ破壊のみ。コロナ禍の中、幾千年やまぬ人の愚行を天はどう見るか。昨夜、着物展示会無事終了。対岸の火災を文化の力で消せる事を切に信じつつ。後藤工房/http://edo-yuzen.toky…
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新春呉服陳列会のお知らせ

コロナ中々収まらぬ中ですが、今月末新春売り出し呉服陳列会執り行います。感染対策もあり、ご招待様のみの内覧会ですが、希望の光明が垣間見えん事を祈りつつ。又、ネットサイトにも引き続き作品掲載致しておりますので、ご覧頂ければ幸いです。HPのお知らせをご参照下さい(http://edo-yuzen.tokyo/) 紅白梅訪問着/後藤工房 …
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宮参り

ウィルス猛威の中、先日孫児の宮参りを敢行致しました。只、矢張り社殿は合格祈願の方々で満つるため、祈願は延期。改めて善き日にと思いつつ、いつまで続くぬかるみぞ、ですね。これも又敢えて、今月新春呉服陳列会を押して開催する事と致しました。結果はさておき、すべて今やらねば人生に悔いあり、の決断です。着物御所解/後藤工房 http://edo-y…
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小松引

先日、日本画の事で尋ねられた。小松引という古典の画家はおりますかと。聞くと、お好きな日本画(源氏)の記述に小松引とあり作者かと思われたとの事。で、お答えし、それは作者でなく小松引きという奈良平安朝の風習ですと。時代は移り人も変わる。思いも変わり人心も変化する。忘れ去られる事の多さと、伝統継承の難しさ。手描友禅染も又。初梅/後藤工房・ht…
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小正月

同じ花でも鉢植えの花は大切に育まれるが、庭の雑草は抜かれる。何故か。ペットは家族の一員だが、家畜は喰われ害獣は射殺される。何故か。熊鹿には刑事責任能力などなかろうに。新春呉服会の準備にかまけつつ、普段考えもせぬあれこれに想いを廻らすも正月疲れか。今日は一寸休もう。小正月故。初春/名古屋帯 後藤工房 http://edo-yuzen.to…
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正月収め

録画しておいた曽根崎を見ました。先代藤十郎を忍びつつ子息等もよくて。をやまと言はば玉様の昨今、とは申せ先代歌右衛門が忘られまじ。成駒屋健在に吉。荒事所望の小生ですが和事に遊ぶもお正月哉。本日正月収め。小町幻想/後藤工房 http://edo-yuzen.tokyo/
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初夢

夢でなくしたもの。自分の部屋の場所。帰宅の道筋。出口で自分の靴と傘。家の鍵。昨日はバスのキップで、バスはそのまま見知らぬ方へ。家に帰れぬ初夢は、旅立ち、門出か。都合良き解釈に。年一度の朝風呂に三番叟と朝酒。明日まで静かに過ごします。輝ける地球の上に初日の出。舞鶴kimono後藤友禅 http://edo-yuzen.tokyo/ …
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